国道4号線文さん48代目宇←西新井梅島駅文東武伊勢崎線五反野→ イベントイベントまさる佐美 大足立区産業経済部足立区産業経済部共進会でも給食でも大人気! 届けたいのは“子どもにも胸を張れる味” 約200年前の江戸時代から足立区辰沼で農業を営む宇佐美農園では、季節に応じた様々な野菜を栽培しています。そのなかでも特に力を入れているのは小松菜。50校を超える区内の小・中学校で、宇佐美農園で収穫された小松菜を使った給食が提供されています。自慢の小松菜は、足立区農産物共進会にも出品されているとのこと。 そこで今回は、子どもたちへの「食育」への取り組みや、自慢の野菜を出品する共進会への想いについて、8代目の宇佐美大さんにお話をうかがいました。―子どもたちへの「食育」に力を入れているとお聞きしました 父は20年ほど前から近所の小学校の子どもたちに小松菜の収穫体験活動を行っていました。するとあるとき、小学校の栄養士の方から「ぜひこの小松菜を給食で子どもたちに食べてもらいたい」とご相談をいただいたそうです。とはいえ、学校給食に毎日納品するとなると市場への出荷との両立が難しく、当時はやむを得ずお断りしたと聞いています。 それでもその栄養士さんは何度も畑に足を運んでくださり、その熱意に父も心を動かされたそうです。―給食には並々ならぬ思いがあるのですね 先代の父から引き継いだ熱い思いがありますから、今後もさらにおいしい小松菜を食べてもらえるように努力していくつもりです。だか午前11時頃農産物の展示開始、午後1時展示品販売開始(売切れ次第終了)場内(中央本町1-4-2)らこそ、欠品や異物混入への対策はもちろん、子どもたちの「おいしい」がもらえるかというプレッシャーは強いですね。毎日が品評会だと思って取り組んでいます。登下校中の子どもたちから味の感想を伝えられることもあるくらいですから。日時7月5日(土)雨天決行 場所JA東京スマイル足立支店駐車場内(中央本町1-4-2)問い合わせ 子どもたちと触れ合う機会が多いからこそ、自分たちの取り組みを通して、子どもたちの野菜や農業へのイメージをもっと良いものにしていきたいですね。―宇佐美農園さんの小松菜がおいしいワケとは? やはり、水やりの回数と量でしょうか。従来小松菜は水をあまり与えないことによって、鮮やかな緑色を出していました。しかし、その方法だと苦みや硬さが目立ってしまうこともあります。 収穫体験活動や給食で子どもたちに「おいしい」と思ってもらいたいですから、見た目はもちろんのこと、子どもでも食べやすい味にすることには特にこだわっています。―足立区農産物共進会でも数々の賞を受賞されています 共進会で賞をいただくことで、我々農家が生産している野菜の価値がさらに高まっています。賞のために野菜作りをしているわけではないですが、共進会に出品することで、普段子どもたちのために育てている野菜を、広く皆さんにご覧いただき評価していただけるのも嬉しいですね。 技術を競い合い、農産物の品質向上を目指すことで、子どもたちにおいしい野菜を届けることができているのではないでしょうか。―共進会は努力の成果を発揮する、まさに“晴れ舞台”ですね! 宇佐美農園さんをはじめ、足立区の農家さんが丹精込めてつくった野菜は、共進会やあだち菜の郷、そのほか直売所で売られています。ぜひ足をお運びください! 共進会と同じ会場で「JAふれあいまつり」と、JA東京スマイル直売所「あだち菜の郷」開店8周年を記念したイベントを同時開催します。区内でとれた新鮮な野菜や彩り豊かな花などを販売します。午前10時即売会開始JA東京スマイル営農指導課☎5876-5106 あだち菜の郷エルソフィア↑環七通りコンビニスーパー足立保健所四中都立足立高校☎5888-7671第567号この畑の小松菜が給食に並ぶ日時7月5日(土)雨天決行 場所JA東京スマイル足立支店駐車2025年(令和7年)6月号区内でとれた新鮮野菜あだち菜の郷8周年記念イベントの紹介ページ足立区農産物共進会の紹介ページTOKIMEKI Interviewここインタビュー「あだち菜の郷」開店8周年記念イベント・「JAふれあいまつり」JA東京スマイル足立支店に集まれ!第57回足立区農産物共進会 区内農産物の品評会および即売会を行います。
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