座4桐えがわ□恵賀講やき信生□□オレンジジュースマシーンを使う店主の和賀さん □ギャラリエ プティ・ボヌールの前ではなしんりゅう2025年(令和7年)2月号第563号創業プランコンテストとは 優秀な創業アイデアを持つ未創業または創業3年未満の事業者を表彰し、最大200万円(対象経費の2分の1が上限)の補助金を交付する事業です。令和7年度は、4月上旬から6月上旬に募集予定です。足立区 仕事産業https://www.city.adachi.tokyo.jp/shigoto/生車輌(株)□□□□onheur令和5年度 新製品・新事業開発補助金採択企業□□□□□□□□□□□□etit BP広告の内容については各広告主へお問い合わせください令和6年度創業プランコンテスト採択企業紹介 奨励賞 東京東信用金庫賞受賞企業 同社は大正8年(1919年)に創業された会社で、大八車を作っていました。昭和29年(1954年)に法人化し、荷物を運ぶのには欠かせない台車の専門メーカーになりました。 桐社長は4代目。専門也家などと連携しながら、長年培ってきた台車の設計、製造、メンテナンスの経験・ノウハウを元に、様々な用途に応じた台車を提供してきました。 10年ほど前、区の補助金を利用して研究、改良に成功したのが、台面の伸縮と電動化により、誰でも楽に押せる台車です。 今回、区の新製品・新事業開発補助金を利用して開発をめざしているのは「全天候型の電動台車」の製造です。そのためには「リチウムイオンバッテリー(電池)」の出力と安全性を高めることが必要不可欠でした。 リチウムイオンバッテリーは過充電・過放電等により出火してしまう可能性があり、出力を高めるにはその課題を克服しなければなりませんでした。桐生社長は、中国から「セル(リチウムイオンバッテリーを構成する部品のひとつ。セルが複数接続され、パッケージングされたものがリチウムイオンバッテリー)」を輸入し、過充電・過放電のリスクの少ない、安全性の高い独自設計の制御装置を組み合わせることに成功しました。 桐生社長は「コロナ禍で部品の流通が止まり、研究・開発も遅れましたが、なんとか製造まで進めました。これを市場に出し、少しでも荷物の積み下ろしが楽になってほしいです」と話します。リチウムイオンバッテリーとは 充電して繰り返し使える電池の一種です。近年使用用途が大きく広がり、生産数が増加しています。私たちの身近な物では、スマートフォンや音楽プレイヤーなどの電子機器に使用されています。さらに最近ではドローンや電気自動車、人工衛星にも搭載されるようになっています。創業5年以内の方 受講料 無料募集人員 20人 場所 足立成和信用金庫弘道支店2階(弘道1-4-2)申込方法 下記二次元コードより申込書をダウンロード、必要事項を記載しメールまたはFAXにて送付申込締切 3月11日(火)問い合わせ 足立成和信用金庫 営業推進部 ☎ 3882-3246 3882-3321主催 足立成和信用金庫共催 東京都信用金庫協会後援 足立区綾瀬6-32-16 ☎3628-6926https://www.kiryu-sharyou.com東和2-4-18https://petitbonheur2418.com問い合わせください。日時・内容▽3月25日(火)「計画・準備等」▽4月 1 日(火)「経営」▽4月 8 日(火)「財務」▽4月15日(火)「人財育成」▽4月22日(火)「販路開拓」各回とも午後3時〜5時対象者 これから創業される方、改良型電動台車を押す桐生社長前回のセミナーの様子足立区産業経済部あだちせいわ創業者セミナー受講者募集 足立成和信用金庫は「足立区創業支援等事業計画」に基づき、創業セミナーを開催いたします。すべて受講された方には、法人設立時の登録免許税軽減や創業融資枠拡大などの特典があります。◎証明書は足立区が発行します。発行要件は足立区企業経営支援課創業支援係(☎3880-5495)にお独自設計のリチウムイオンバッテリーを搭載する電動台車を開発藝大生のアート作品を展示するギャラリーを併設 オレンジジュースとクロワッサンの専門店 Petit Bonheurは、足立区東和の東和銀座商店街に令和3年12月にオープンした、搾りたてのオレンジジュースとクロワッサンの専門店です。店主の和さんは、地元東和花で育ちました。都内のホテルに長年勤めていましたが、コロナ禍に退職。「当時日本ではまだ少なかった、フレッシュオレンジジュースが気軽に飲めるお店を地元でオープンし、地域のコミュニティスペースとなるようなお店を作りたい」と、起業を決意しました。 搾りたてのオレンジジュースは季節ごとに世界各地のオレンジを使用しています。期間限定で、神奈川県小田原市産、愛媛県産、三重県御浜町産の国産オレンジを使うことも。また、クロワッサンは本場フランスの生地を使用し、食感も風味もフランスの味を徹底的に再現しています。 昨年3月には、店舗向かいに東京藝術大学の学生が制作したアート作品を展示するギャラリー兼イートインスペース「ギャラリエ プティ・ボヌール」をオープンしました。東和に東京藝術大学の学生寮「藝心寮」があり、彼らが発表の場を求めていると知ったことがきっかけです。ギャラリーへの展示は無料、来店者に販売することも可能。日によっては制作者が在廊(会場にいること)しているので、作品の背景を聞きながらじっくり鑑賞もできます。 店主の和賀さんは「特に週末はお子様連れのお客様が多く、小さな頃からアートに触れる機会を作ることで、感受性や想像力が豊かになると実感しています。大人も日常の中でホッと一息でき、アートに触れて心豊かに静かな時を過ごせます」と話してくれました。企業ナウ
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